今治造船、4万トン型ばら積み運搬船引き渡し

▲ばら積み運搬船「OCEAN BELINDA」（出所：今治造船）

荷主今治造船（愛媛県今治市）は12日、グループ会社のあいえす造船で建造した載貨重量4万112トンのばら積み運搬船「OCEAN BELINDA」を、6月11日に引き渡したと発表した。

本船は5ホールド5ハッチ構造を採用し、石炭や鉱石といった高比重のばら積み貨物に加え、コイルや長尺物、穀物など多様な貨物の輸送に対応できる。荷役設備としては、クロスデッキ上に4基のデッキクレーンを配置し、各貨物倉には省スペース性に優れたフォールディングタイプのハッチカバーを備える。

また、MARPOL条約に基づく排ガス規制のフェーズ2に加え、フェーズ3要件も先取り対応しており、バラスト水処理装置やインベントリリストも搭載。推進性能面では高効率プロペラや低摩擦塗料などにより燃費効率を高めている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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