
▲ばら積み運搬船「BRIGHT KOWA」(出所:今治造船)
荷主今治造船(愛媛県今治市)は14日、同社グループの岩城造船が建造した6万4000載貨重量トン型ばら積み運搬船「BRIGHT KOWA」を、5月13日に引き渡したと発表した。同船は固体ばら積貨物の積載に適した構造を持ち、環境対応性能にも優れている。
同船は、共通構造規則(CSR BC&OT)を適用したハンディマックスサイズのばら積貨物船で、穀物や石炭、鉄鉱石、セメント、スチールコイルなど多様な貨物に対応。甲板上にクレーン4基を装備し、荷役設備の整っていない港湾でも対応可能である。環境対応として、二酸化炭素放出抑制指標のフェーズ3要件を満たし、バラスト水処理装置やシップリサイクル条約に基づくインベントリリストも備えている。
同船は、全長199.98メートル、幅32.24メートル、深さ19.30メートル、載貨重量6万3686トン、総トン数3万6140で、航海速力は14ノット。推進性能向上のため、省エネ付加物や高効率プロペラ、摩擦抵抗を低減する塗料を採用している。
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