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14年3月期決算

渋沢倉庫、不動産事業低迷し営業益7.3%減

2014年5月12日 (月)

財務・人事渋沢倉庫が12日に発表した前3月期決算は、営業利益が7.3%減少し25億7500万円となった。

不動産事業でテナントの合理化策の影響を受け、不動産賃貸収入が減少したものの、物流事業で飲料などの輸配送業務や流通加工業務、輸出入海上貨物の取扱いが伸長。物流事業は営業利益が増益を確保したが、不動産事業の減益により、全体では減益となった。

今期は売上高は485億円、営業利益は20億7000万円、最終利益は10億4000万円を見込む。横浜、茨木地区の新倉庫が稼働することに加え、営業所新設による拠点の拡大で飲料・日用品などの輸配送業務や流通加工業務の取扱いが増える見通し。

[渋沢倉庫]2014年3月期連結決算(単位:百万円)

 2014年3月期2013年3月期増減
売上高54,68953,3992.4%
営業利益2,5752,778-7.3%
経常利益2,3852,476-3.7%
当期純利益1,2631,10614.3%