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マースク、1万8600TEU型8隻を発注

2026年2月9日 (月)

国際APモラー・マースク(デンマーク)は、中国の新時代造船に1万8600TEU型コンテナ船8隻を発注した。引き渡しは2029年から30年。

全長366メートル、全幅58.6メートル。業界で建造が進む全長400メートル級の最大船型と比べると一回り小さい。同社のアンダ・クリステスク・チャータリング・新造船部門責任者は「配船の柔軟性を重視した」とし、複数の航路に投入できる点を利点に挙げた。

機関はデュアルフュエル仕様で、従来の船舶燃料と液化ガスに対応する。今回の発注でマースクの発注残は33隻。うち4隻が26年中に引き渡される。

(出所:APモラー・マースク)

編集部の視点:マースクがこの発注で示したもの

マースクが「最大」を選ばなかった。2万4000TEU超の超大型船が相次いで建造される中、あえて1万8600TEUにとどめた判断には意味がある。

超大型船は1航海あたりの輸送コストで優位に立つ。だが寄港できる港湾は限られ、特定航路に張り付きやすい。1万8600TEU型なら配船先の幅が広がり、需要の波や地政学リスクによる航路変更にも動きやすい。規模の経済より、ネットワーク全体の機動力を取ったということだ。

マースクは23年、ハパックロイドとの共同運航の枠組み「ジェミニ」を立ち上げ、ネットワークの再構築を進めている。今回の8隻は、その戦略を船隊面から固める一手だ。

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