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ファミリーマート、am/pm関西を吸収合併

2011年2月24日 (木)

産業・一般ファミリーマートは24日、同社を存続会社、エーエム・ピーエム・関西(am/pm関西)を消滅会社とする吸収合併を行うことを決め、同日合併契約を締結した。am/pm関西が2011年3月下旬開催の臨時株主総会で承認を受けたうえ、4月1日を合併の効力発生日として実施する。
ファミリーマートは昨年3月1日にエーエム・ピーエム・ジャパンを合併し、現在ファミリーマートへのブランド転換を進めている。また、同7月9日にはJR九州リテールと「共同エリア・フランチャイズ契約」を締結し、九州地区でのam/pm店舗についてもブランド転換を進めている。

 

こうした施策の一環として、関西圏を中心とする同社の店舗基盤強化、商品や原材料の仕入れ、物流の統合、システム基盤などの間接部門の共有化による経営インフラの効率化を目指し、1月7日にカッパ・クリエイトとの間で、同社の連結子会社であり、am/pm店舗122店を展開するam/pm関西を譲受けることで基本合意書を締結した。

 

その後、両社間で検討を進めた結果、同社の保有する経営資源とam/pm関西が保有する関西圏でのネットワークなどを早期に融合させ、経営効率の向上と収益力の強化を実現するための譲受スキームとして、同社を存続会社とする吸収合併を行うことにしたもの。