行政・団体関東地方整備局と関東運輸局は7日、京浜港物流高度化推進協議会が45フィートコンテナの国内輸送の実現に向け、首都圏初の試みとして実際の輸入貨物を積載した45フィートコンテナをマルチトレーラで輸送する実証実験を3日に実施したと発表した。
実証実験では、45フィートコンテナ輸送での運転操作性などを確認するとともに、輸送効率性の検証を行うことを目的に、ナイキジャパンがベトナムで日本向けに生産しているシューズなどを積載した2本の45フィートコンテナを、横浜港本牧D4コンテナターミナルから千葉県富里市のナイキジャパンカスタマーサービスセンター(CSC)へ輸送した。
実験の結果、公道やナイキCSCでの運転操作性に支障がなく、積載貨物の荷崩れなどもなかったことから、「特段の問題はなかった」と結論づけた。
実証実験はナイキジャパン、APL、神奈川県トラック協会海上コンテナ部会、山九、住友倉庫の協力を得て、京浜港物流高度化推進協議会が実施した。
■実証実験結果の詳細
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000028964.pdf