2011年3月期 | 2010年3月期 | 前期比 | |
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売上高 | 85,602 | 81,152 | 5.5%増 |
営業利益 | 3,667 | 2,796 | 31.1%増 |
経常利益 | 3,993 | 3,199 | 24.8%増 |
当期純利益 | 1,834 | 1,942 | 5.6%減 |
アパレル貨物自動車運送事業は、関東地区で建設機械などの増産、輸出入取扱いの増加による輸送量の大幅な増加があった。また、得意先の増産に伴い、樹脂、住宅建材、日用雑貨、食品などの輸送取扱いが増加し、ステンレス屑や鉄鋼原料・特殊鋼などの輸入取扱いの増加による輸送取扱いも増加し、全体としては増収となった。
港湾運送事業は、関東地区で建設機械などの輸出取扱いが増加し、ステンレス屑や鉄鋼原料・特殊鋼などの輸入取扱いも増加。石炭の取扱い、青果物の輸入取扱いも増加した。中部地区ではアジア向けの化成原料などの輸出増加があり、全体としては増収となった。
倉庫業は、関東地区で契約形態の見直しやタイヤ保管業務の終了などによる減少もあったが、精密機器などの航空貨物取扱いの増加による保管業務の増加や合成樹脂関連の新規受注による保管業務の増加があり、全体としては増収となった。
鉄道利用運送事業は、関東地区でJRコンテナの取扱いが増加し、増収。その他の物流付帯事業は、荷捌収入でオフィス用品の業務終了、輸出航空貨物の取扱い減少などがあり、減収となった。航空収入は国際航空の取扱いの増加があったが、国内航空の取扱いが大きく減少し、減収となった。梱包収入は関東地区で精密機器、関西地区での建設機械の取扱いの増加により増収となった。
外航船収入では、大型プラント案件の受注増、ステンレス屑や鉄鋼原料・特殊鋼などの輸入増加、自動車関連部品の輸出入取扱いの増加により増収。内航船収入も穀物類の取扱いの増加により増収となり、全体としては増収となった。
今期は3PL事業、グローバル物流事業を中心とする売上の拡大、総コストの低減により、連結売上高885億円、営業利益41億円、経常利益43億円、当期純利益26億円を見込む。