2012年3月期2Q | 2011年3月期2Q | 増減率 | |
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売上高 | 43,566 | 42,370 | 2.8% |
営業利益 | 2,192 | 1,762 | 24.4% |
経常利益 | 2,361 | 1,955 | 20.7% |
当期純利益 | 1,377 | 1,106 | 24.5% |
主力の物流事業のうち、貨物自動車運送事業は、関東地区では震災に伴う得意先の減産などによる輸送量の減少もあったが、建設機械の製品・部品の輸出取扱いの増加に伴う輸送量の増加、中国向け農業機械の取扱い増加、関西地区で住宅建材やプラスチック成型機器の輸送取扱いの増加があり、全体として増収となった。
港湾運送事業は、関東地区で建設機械の製品・部品の輸出取扱いの増加、住宅建材の輸出入増加などがあったものの、非鉄金属市況の悪化による輸入取扱いの減少、震災に伴う得意先の操業停止などの影響による取扱いの減少があり、全体としてやや減収となった。
倉庫業は、関東地区で非鉄金属市況の悪化による輸入取扱い減少に伴い、保管量も減少。しかし、炭素原料の保管業務の新規受注、食糧品の取扱い増加、樹脂関連の新規業務受注、中部地区でソーラー関連の新規受注や化成品の取扱い増加があり、全体としては増収を確保した。
鉄道利用運送事業は、関東地区での震災復旧に伴う断熱材のコンテナ取扱いが増加して増収。物流附帯事業は、内航船収入で食糧品の取扱いが増えて増収となった。航空収入はプラント関連などの取扱いが海上輸送からシフトしたことにより、増収。外航船収入は、非鉄金属市況の悪化による取扱い減少で、減収となった。荷捌収入は震災に伴う作業量の減少と航空貨物向けの取扱い減少で減収、全体としても減収となった。
この結果、物流事業の売上高は2.2%増収の344億5100万円、営業利益は18.5%増益の14億1200万円となった。