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日通、新サービス「中東欧ダイレクト混載」を発売

2015年2月25日 (水)
日通、新サービス「中東欧ダイレクト混載」を発売

コペル港

ロジスティクス日本通運は25日、スロベニア・コペル港を利用してコンテナ1本に満たない小口貨物をハンガリー・ブダペストに輸送する日本発海上混載一貫輸送サービスを今月15日から開始したと発表した。

新サービス「中東欧ダイレクト混載」は、コンテナ1本に満たない小口貨物をスロベニア・コペル港経由でハンガリー・ブダペストの配達先まで一貫輸送するサービスで、これまではドイツ・ハンブルク港を利用して輸送していた。

今後はコペル港を利用することにより、海上輸送距離は3600キロ、陸上輸送距離は600キロ短縮し、リードタイムで最大4日、輸送コストも最大20%削減する。

コペル港到着後は、コンテナのまま鉄道かトレーラーでブダペストまで輸送、同社の現地法人「ドイツ日通」ハンガリー支店の施設で取り卸して配送するため、輸送途中の貨物へのダメージも大幅に軽減できる。

まず、ハンガリー・ブダペストからサービスを開始し、段階的にルーマニア、オーストリア、チェコ、スロバキアなどの東欧諸国へ展開する計画。

同社は2014年6月、コペル港運営会社のルカ・コペル社と覚書を締結し、アドリア海を活用した新たな輸送ルート、輸送サービスの開発に取り組んでいた。

日通、新サービス「中東欧ダイレクト混載」を発売