産業・一般サマンサタバサジャパンリミテッドは24日、韓国の百貨店最大手「ロッテ百貨店」などを運営するロッテショッピングと、韓国に合弁会社を設立すると発表した。
韓国では近年、高級ブランド品を購入するために訪れる中国人観光客が増加し、百貨店やブランドショップが好調に推移している。サマンサタバサジャパンは韓国での新規展開を目的として、百貨店、スーパー、コンビニエンスストア、通販など流通業態を多角的に展開しているロッテ社との合弁会社を設立し、韓国での店舗網を構築、アジア展開を加速する狙い。
合弁会社の出資比率は、サマンサタバサジャパンリミテッドが49.999875%、ロッテショッピング49.999875%、サマンサタバサの寺田和正社長が0.00025%となっている。資本金は20億5000万ウォンで、バッグの販売事業を手掛ける。6月に会社を設立し、8月から営業を開始する。