滋賀県ト協、バス協会と共同で県に事故削減など提案

国内滋賀県トラック協会はこのほど、県バス協会と共同で県にトラック・バスによる事故削減や業界への関心を高めるキャリア教育などを「滋賀にキラリ輝く七つ星事業」として提案した。

両協会のトップが今月上旬に県庁を訪問し、三日月知事に同事業を提案するとともに、会員事業者のドライバーが「安全運転宣言」を行ったもの。

七つ星事業では、バス・トラック事故の削減としてトラック協会が人身事故を年間50県以下、バス協会が5件以下に低減するとともに、「運輸事業者交通事故防止合同決起大会」を2016年度から開催することのほか、交通安全PR活動・道路環境改善提案活動、バス・トラック業界への関心を高めるキャリア教育、エコドライブ・環境系初の推進、清掃・植樹事業、防災対策の取り組み、「滋賀・びわ湖ブランド」の全国発信――などを提案した。

都道府県バス協会・トラック協会が行政の各分野で都道府県と連携して行う事業を総括提案したのは全国で初めてだという。