SMK、フィリピンに第二工場開設、リモコン生産

拠点・施設SMKは21日、フィリピンの生産拠点「SMKエレクトロニクス・フィリピン」が第二工場を開設すると発表した。

現フィリピン工場は同社グループのタッチパネルのメイン工場として運用しているが、主力の車載向けを中心としたタッチパネルに加え、2013年からスマートフォン用メモリカードコネクタ、太陽電池モジュール用コネクタを本格生産、15年から車載カメラ用コネクタの生産を開始した。

第二工場は、需要が拡大しているリモコンの生産に備えるもので、現工場から200メートルの場所に開設、7月の稼動開始を目指す。新工場の稼動により、製造スペースは現在の1.2倍（1万7000平方メートル）に広がるため、今後の生産品目の拡大に対応する。

■新工場の概要
所在地：Building 04, Lot 1, Berthaphil VIII, Business Park, M.A. Roxas Highway, Clark Freeport Zone, Philippines
工場床面積：4500平方メートル（2万4500平方メートル）
製造面積：3000平方メートル（1万7000平方メートル）
人員：600人（2016年3月）
生産品目：リモコン（既存工場でタッチパネル、コネクタを生産）