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15年3月期決算

日本梱包運輸倉庫、倉庫堅調、運送の不振カバー

2015年5月8日 (金)

財務・人事日本梱包運輸倉庫が8日発表した前3月期決算は、減収減益となった運送事業の落ち込みを倉庫事業がカバーし、全体の2.2%の営業増益を確保した。

運送事業はイトー急行の連結子会社化が増収要因となったものの、貨物取扱量の減少で2.1%の部門減収となった。また、運送効率の低下や減価償却費の増加で部門利益は28.8%減の23億9700万円にとどまった。一方、倉庫事業は保管貨物量の増加で売上高が18.2%増の262億1600万円に拡大。保管効率を高めたことで13.1%の部門増益となった。

今期は売上高1800億円(5.8%増)、営業利益156億円(2.6%増)、最終利益は108億円(12.2%減)と最終減益を見込む。

[日本梱包運輸倉庫]2015年3月期連結決算(単位:百万円)

 2015年3月期2014年3月期増減 
売上高
170,076165,2052.9%
営業利益
15,20014,8782.2%
経常利益
17,25916,4015.2%
当期純利益
12,31211,5786.3%