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トヨタ、ベルギーの車両物流センターへの風力発電機

2011年6月16日 (木)

荷主トヨタ自動車は16日、欧州統括会社のトヨタモーターヨーロッパ(TME)が、ベルギーのエネルギー会社エベロップ・ベルギーとともに、TMEの車両物流センターに風力発電機を設置する共同プロジェクトを実施すると発表した。

 

TMEは、ベルギーの同社車両物流センター敷地の一部をエベロップ・ベルギー社に貸与する。エベロップ・ベルギー社は、同センター敷地内に2基の風力発電機を設置し、2013年初旬に発電を開始する。設置される風力発電機の定格出力は約3000キロワット、年間発電量は約1710万キロワット時。

 

トヨタでは、「自然を活用し、自然と調和する工場」を目指したサステイナブル・プラント活動をグローバル展開しており、英国のトヨタモーターマニュファクチャリングUKで7月末から太陽光発電を開始する。

 

TMEでは、環境への取り組みとして、2008年から欧州の3000に上る販売店全てを「グリーン」にすることを目指した「サステイナブル販売店プロジェクト」を開始、2010年には部品物流拠点で太陽光発電パネルを大規模導入するなど幅広く取り組んでおり、今回のプロジェクトはこうした取り組みの一環として行う。