ケンコーコム、中国ドラッグストア大手と合弁事業

ロジスティクスケンコーコムは1日、中国のドラッグストアチェーン大手・LBXファーマシー・チェーン（LBX）と、卸売業、Eコマースを共同で展開することに合意し、6月30日に合弁契約書を締結したと発表した。

同社とLBXは早期に合弁会社を設立し、日本の健康関連商品を中国の小売業者へ販売する卸売業を行うとともに、中国本土でEコマースを展開する。今後、合弁会社の設立手続きを行い、卸売事業は年内、EC事業については2012年早期の事業開始に向けて準備を進めていく。

合弁会社の運営については、両社から資産、ノウハウを提供するが、LBXからは主に設備などの資産提供や中国での許認可取得のための協力を行う。また、ケンコーコムは、EC事業の運営ノウハウを提供するとともに、総経理、副総経理を派遣し、経営の中心を担う。

合弁会社は9月から10月にかけて設立する見通しで、LBXが55％、ケンコーコムが45％を出資する。