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三菱重工、スリランカ向け高速道路管制システム納入

2015年8月10日 (月)

国際三菱重工、スリランカ向け高速道路管制システム納入三菱重工業は10日、スリランカ向けに高速道路交通管制システムを納入し、このほど運用がはじまったと発表した。同国の高速道路に本格的な交通管制システムが導入されるのは初めて。

交通管制システムが設置されたのは、スリランカ最大の都市コロンボと南部の都市マータラを結ぶ南部高速道路の120キロにわたる区間で、工事は日本政府(独立行政法人国際協力機構:JICA)の無償資金協力で行われた。

同社はフルカラー交通情報表示板30セットや車両検知カメラ40セット、気象検知器などの路側機器、データ処理や運用状況モニターを行うセンターシステムを納入した。概略設計、施工監理は、オリエンタルコンサルタンツと東日本高速道路(NEXCO東日本)が担当した。

2011年11月に開通した南部高速道路は、将来的に近隣高速道路と接続する。同国では高速道路の建設が進んでおり、今後、急激な車両通行量の増加が見込まれている。