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日本製紙、中国L&M社への出資比率引き上げ

2011年8月3日 (水)

産業・一般日本製紙グループ本社は3日、中国で段ボール原紙生産量2位のメーカーである理文造紙有限公司(L&M社)の株式を取得すると発表した。L&M社を持分法適用関連会社化する方針。

 

同社グループでは、紙パルプ事業を拡大する戦略の一環として、昨年6月にL&M社と業務提携契約を締結、その時点で同社の株式を12%取得した。その後、取締役として2人を派遣し、白板紙生産設備の立ち上げ支援を通して人材交流・技術協力を進めていた。

 

今回の株式取得により、日本製紙グループ本社の出資比率は15.32%となり、持分法適用関連会社とする。取得価額は約9億3700万香港ドル(約94億円)。