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豊田合成、納品先の撤退に伴い豪州生産を終了

2015年10月14日 (水)

荷主豊田合成は13日、オーストラリアで製品を納めている自動車メーカーが生産事業から撤退するのに伴い、現地法人「豊田合成オーストラリア」での生産を終了すると発表した。自動車メーカーの撤退時期に合わせて、今後、生産終了のタイミングを決める。

今回の決定に同社の宮崎直樹社長は「顧客の生産事業からの撤退に伴い、厳しい決断をせざるを得なかった」とコメントした。同社は今後、影響を受ける従業員に対して再就職支援などのサポートを行う。

同社は1996年11月に現豊田合成オーストラリアに資本参加し、ハンドル、運転席エアバッグなどのセーフティシステム製品、ウェザストリップなどのオートモーティブシーリング製品、インストルメントパネル構成部品などの内外装部品を供給していた。