豊田合成、メキシコに4拠点目の生産工場開設

拠点・施設豊田合成は16日、メキシコの自動車部品生産子会社「豊田合成イラプアトメキシコ」が4月から稼働を開始し、現地時間13日に開所式を行ったと発表した。

豊田合成イラプアトメキシコは、ラジエーターグリル、コンソールボックス、樹脂フューエルフィラーパイプなどの自動車の内外装部品の製品を生産し、米州の顧客に提供する。また、2017年夏にはメッキ製品の生産も開始する。

豊田合成はメキシコにセーフティシステム製品を生産する「タペックスメキシカーナ」、ウェザーストリップ製品を生産する「豊田合成オートモーティブシーリングメキシコ」、ブレーキホースなどの機能部品を生産する「豊田合成ラバーメキシコ」――の3社3拠点を持っており、豊田合成イラプアトメキシコの稼働で豊田合成の提供する自動車部品全4事業の生産体制を構築した。

■概要
名称：豊田合成イラプアトメキシコ
所在地：メキシコ合衆国グアナファト州イラプアト市CDR工業団地内
設立時期：2014年8月（生産開始：2016年4月）
資本金：5320万米ドル
株主：豊田合成ノースアメリカ（豊田合成の完全子会社）90％、豊田通商10％
生産品目：ラジエータグリル、コンソールボックスなど内外装部品
樹脂フューエルフィラーパイプなど機能部品
2017年夏からメッキ製品
面積：土地15万平方メートル、建屋3万7000平方メートル
従業員数：135人
売上高：1億1000万米ドル（2020年度見込み）