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ケンコーコム、震災需要の読み外れ、水在庫過剰で損失

2011年8月30日 (火)

ロジスティクスケンコーコムは30日、2012年3月期決算でミネラルウォーターの在庫過剰が営業損益に大きな影響を与える見込みになったと発表した。

 

東日本大震災後、急増したミネラルウォーターの需要に対応して調達したものの、その後需要が急速に落ち着いたために発生した。同社は、過剰在庫を解消して適正水準とするために、特定のミネラルウォーター商品の価格を大幅に下げて販売を行っており、「過剰在庫解消の見込みは上期中にメドが立つ見通し」としている。

 

この過剰在庫が営業損益へ及ぼす影響について、同社は2012年3月期で1億8000万円から2億2000万円の損失を見込んでおり、影響を反映した業績見通しを9月中に公表するとしている。