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兵機海運・中間、港運・内航事業低迷で減収減益

2015年11月11日 (水)

ロジスティクス兵機海運が11日に発表した4-9月期決算は、港運・内航事業で取扱量が減少したことを受けて売上高が6.7%の減収、24.8%の営業減益となった。

内航事業は燃料価格の下落があったものの、取扱量の減少と用船コストの増加で伸び悩み、港運事業でも部門利益が37.5%減少するなど低迷した。

一方、外航事業は採算割れしていた自社保有船を前期末に売却したことで集荷配船効率が改善し、部門損失が縮小。倉庫事業でも摩耶倉庫(神戸市灘区)の収益性改善し、重量物用倉庫で長期利用の新規案件が立ち上がったことで部門利益は黒字転換した。

純利益は、前年同期に船舶管理違約金を特別損失に3000万円計上していたが、これがなくなったため2.1倍増の6500万円となった。

通期業績予想に対する進捗度は、売上高46.5%、営業利益40.4%、経常利益51%、純利益46.4%。

[兵機海運]2016年3月期第2四半期連結決算
(単位:百万円)

 2016年3月期第2四半期2015年3月期第2四半期増減 
売上高
6,5046,973-6.7%
営業利益
101135-24.8%
経常利益
102109-6.6%
当期純利益
6530113.5%