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日通、治験薬・機器専用の物流拠点を新設

2011年9月29日 (木)

メディカル日本通運は29日、東京都大田区にある同社の羽田京浜島航空貨物センター内で10月に、治験薬・治験機器の専用倉庫「治験ロジスティクスセンター」を新設すると発表した。

 

治験ロジスティクスセンターでは、冷蔵・冷凍・定温の3温度帯で保管、作業が可能。メディカル関連輸送のノウハウを持つ専門のスタッフを配置し、治験薬・治験機器の保管から輸配送までを一貫して受託できる体制を整えた。

 

2008年に改正された「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令」(GCP省令)により、治験薬や治験機器取扱いの第三者委託が可能となったことから、外部へ物流を委託する顧客が増えてきた状況に対応するもの。

 

同社では「今後も、培ってきた実績とノウハウを活かし、高度化する顧客のニーズに対応したサービスの拡充に取り組んでいく」としている。

 

■施設概要
施設名称:治験ロジスティクスセンター
施設住所:東京都大田区京浜島3-5-5羽田京浜島航空貨物センター内
延床面積:497平方メートル
温度管理:冷蔵5度±3度(2-8度)、冷凍-15度-、定温20度±5度(15-25度)
電源管理:停電時のバックアップ電源の確保
セキュリティ管理:生体認証による入退出管理
その他:防塵・防虫加工