ロジスティクス東海汽船が10日発表した前12月期連結決算は、貨物量が減少して5.6%の減収となったことに加え、新造船・代替船の減価償却費が増加したことで、営業利益がほぼ半減した。
旅客数は台風災害前の水準まで回復したが、貨物部門で、大島の災害廃棄物の搬出が終了したことを受けて貨物取扱量が大幅に減少。原油価格の下落で燃料油価格変動調整金収入も減少したことから、7億円近く売り上げが減少した。
今期は売上高111億円(1.5%減)、営業利益3億円(2%減)、経常利益3億円(6.3%減)、最終利益2億円(19.1%減)を見込む。
[東海汽船]2015年12月期連結決算(単位:百万円)
2015年12月期 | 2014年12月期 | 増減 | ||
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売上高 | 11,266 | 11,932 | -5.6% | |
営業利益 | 294 | 587 | -49.9% | |
経常利益 | 320 | 668 | -52.1% | |
当期純利益 | 247 | 415 | -40.4% |