ロジスティクス三菱倉庫が29日に発表した4-6月期決算は、国際運送取扱事業で貨物量が伸びず、円高の影響も受けて3.9%の減収となった。利益面では、作業運送委託費が減少したほか、減価償却費と修繕費が減少。営業利益は20.8%増の32億1900万円となった。
三菱倉庫 | 2016年4-6月期決算 |
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当期実績(百万円) | (前年同期比) | 対売上高利益率 |
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売上高 | 49,268 | -3.9% | |
営業利益 | 3,219 | 20.8% | 6.5% |
経常利益 | 4,176 | 14.2% | 8.5% |
当期純利益 | 2,413 | -8.5% | 4.9% |
物流は港湾運送事業でコンテナ貨物が増えたものの、倉庫・陸上運送事業はともに減収。国際運送取扱事業も貨物量の減少や為替円高の影響で伸び悩んだ。
通期は売上高2150億円(3.9%増)、営業利益121億円(7%増)、経常利益148億円(5.5%増)、最終利益96億円(2.7%増)を見込む。