ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

横浜冷凍と日新、タイに低温輸送の合弁会社設立

2011年10月19日 (水)

フード横浜冷凍と日新は19日、タイで食品専門の輸送・配送業務を行う合弁会社「ベスト・コールド・チェーン」を設立することに合意し、同日付で合弁契約書を締結したと発表した。

 

横浜冷凍のタイ法人「タイヨコレイ」は、9月末に竣工したワンノイ物流センターを含む3つの冷蔵倉庫を運営し、冷蔵保管収容能力は約4万5000トンと、タイ国内の営業冷蔵倉庫業界でトップクラスの規模を保有している。

 

また、日新のタイ法人「タイ日新」は、フォワーディング事業を含む国際物流や、タイ国内での物流・配送業務を中心に8事業所を展開するなど、同国内で強固な輸送基盤を構築している。

 

タイは生鮮食品、加工食品ともに世界有数の生産国であり、近年は政府もインフラの改善、物流専門家の育成や技術・知識の導入による物流システムの向上を政策として挙げるなど、食品加工関連の投資が増加し、今後の物流サービスの需要も増える見込み。

 

合弁会社はヨコレイグループが75%、日新グループが25%を出資し、11月1日付で設立する。