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【予想修正】第一中央汽船、上期低迷で損失増加

2011年10月24日 (月)
2012年3月期第2四半期(累計)連結(単位:百万円)
 修正後修正前増減率(%)
売上高69,00064,0007.8%
営業利益-4,000-3,000-
経常利益-5,100-3,500-
当期純利益-5,100-1,700-

ロジスティクス 

昨年12月に発生した東豪州の大規模洪水による石炭の一時出荷停止などにより、外航海運市況は大幅に下落したが、「市況の回復に予想よりも時間がかかった」として、営業損失が増加。

 

加えて円高による為替差損増加、売船の延期などにより、経常損失・四半期純損失も増加が見込まれるため、第2四半期連結業績予想を下方修正するもの。

 

下半期は、足元の市況レベルが不安定であったことから、通期業績予想を未定としていたが、8月下旬から大型船を中心に外航海運市況が急激に回復傾向にあり、新興国向け原料輸送など海上輸送の実需は底堅く、全船型で市況レベルの回復を見込む。

 

しかし、上半期の損失を軽減するまでには至らず、通期でも営業損失・経常損失を計上すると予想している。当期純損失は上半期に延期した売船などによる特別利益を織り込んでいる。