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即日出荷体制を整備

あかちゃんハウス一二三、GLP成田に物流拠点集約

2016年3月17日 (木)

拠点・施設グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は17日、爽快ドラッグ傘下の「あかちゃんハウス一二三」(東京都千代田区)と千葉県の物流施設「GLP成田」で延床面積1万5000平方メートルの新規賃貸借契約を締結した、と発表した。

あかちゃんハウス一二三、GLP成田に物流拠点集約

ベビー関連商品をECで扱うあかちゃんハウス一二三がGLPの物流施設を利用するのは初めて。各階へアクセスできるなどの施設の利便性、柔軟なフロア展開が可能な点などを考慮し、GLP成田への入居を決めた。

これに伴い、同社は既存の千葉県下の複数拠点をGLP成田に集約し、自社ECの全国向け即日出荷センター、外部EC事業者向けのフルフィルメントセンターとして活用する。

あかちゃんハウス一二三の小森紀昭社長は「今回のGLP成田の入居により、従来3か所に分散していた倉庫を1か所に集約することで、物流効率が高まることを期待している。また、集約だけでなく増床させ、従来から取り扱っていたベビーカーやチャイルドシートなどのベビー用品に加え、おむつ・ミルクなどのベビー用消耗品などの商品を増やし、即日出荷する」と述べ、拠点集約と合わせて即日出荷体制を整える考えを表明した。

あかちゃんハウス一二三の入居によりGLP成田は事務所エリアの一部を除いて満床となる。GLPは「EC関連企業からの先進的物流施設のニーズは底堅く、GLPの国内でのEC関連企業の賃貸面積は45万5000平方メートルで、2014年12月末から現時点までに14%増加した」とECの市場拡大が物流施設需要につながっているとの見方を示した。