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ヤマトプロテック、消火薬剤生産強化へ75億円投資

2026年2月3日 (火)

荷主防災カンパニーのヤマトプロテック(東京都港区)は3日、次世代消火薬剤「K/SMOKE」の国内生産能力強化に向け、総額約75億円を投じて新工場建設と拠点再編を行うと発表した。新工場は2027年夏から順次稼働予定で、生産・供給基盤の刷新と物流体制の強化を図る。

中核となる「百里・鉾田工場」(茨城県鉾田市)は、廃校となった小学校を活用したリノベーション型施設で、敷地面積1万3811平方メートル。K/SMOKE薬剤400トン、ABC粉末7000トンの年産能力を備え、2026年2月着工、27年7月の稼働を見込む。

▲「百里・鉾田工場」の外観イメージ(出所:ヤマトプロテック)

このほか、スプリンクラーヘッドや制御盤を製造する「新東京工場」(仮称、茨城県河内町)は20億円を投じ、27年9月稼働予定。奈良工場(奈良県川西町)では新薬剤の年産960トン体制を構築する。

▲「新東京工場(仮称)」の外観イメージ(出所:ヤマトプロテック)

背景には、火災リスクの多様化やK/SMOKEの需要拡大に対し、既存拠点のスペース不足や自動化設備導入の限界があった。新体制により、生産効率の向上に加え、地域資源の再生や雇用創出、災害時の避難場所確保といった地域貢献も期待されている。

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