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三菱ふそう、外国人メカニック年内に10人採用

2016年4月4日 (月)

荷主三菱ふそうトラック・バスは4日、外国人技術実習制度に「自動車整備作業」が追加されたのに伴い、外国人メカニックを2016年中に10人程度採用すると発表した。

外国人技能実習制度は、外国人実習生が日本の産業での技能や知識を習得・習熟し、開発途上国などへ移転するために1993年に創設された制度で、厚生労働省は4月1日付で「自動車整備作業」を技能実習2号移行対象職種に追加した。

これに先立ち、国土交通省と日本自動車整備振興会連合会(日整連)、三菱ふそうなどの自動車メーカーで構成される検討チームが「必要とされる知識やスキル」「試験制度」を策定してきた。

運用開始に伴い、三菱ふそうは10人程度の外国人メカニックを採用し、3年間にわたる研修を実施。海外へ日本の点検整備技術の展開をサポートするとともに、大型車整備に精通したグローバル人材を育成する。

同社は4月1日付で、136人のメカニックを全国で採用したが、この中には国内の整備専門学校を卒業した外国人メカニックが3人含まれている。