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5年前倒しで目標達成

フェデックス、車両の燃料効率30%を改善

2016年4月19日 (火)

環境・CSR米フェデックスコーポレーションは18日、車両の燃料効率を30%改善し、改善目標を5年前倒しで達成したと発表した。

配送ルートの最適化による総走行距離の削減、既存集配車両の低燃費車への交換と代替燃料車両への切り替えによって実現したもので、自社の取り組みを報告する「グローバル・シチズンシップ・レポート2016」のなかで紹介した。

レポートでは、航空機の燃料削減を進めるプログラムについても、2007年以降、10億ドル分以上のジェット燃料の節約と、400万トン以上の二酸化炭素の削減を実現したと報告。

20年までに200以上の地域社会に2億ドルを投資し、さまざまな機会を創出すること、世界中でポジティブな変化をもたらすための取り組みにも言及している。

同社では、木くずから作られた代替ジェット燃料を購入するため、コロラド州に拠点を置くレッドロックバイオフューエル社と契約し、17年からオークランド(カリフォルニア州)のハブ施設でジェット燃料600万ガロンに混合し、その後8年かけ、最終的に4800万ガロン以上を生成することにしている。