ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

名村造船、8万トン型ばら積み船「アマデウス」引渡し

2016年6月8日 (水)

荷主名村造船、8万トン型ばら積み船「アマデウス」引渡し名村造船所は8日、伊万里事業所(佐賀県伊万里市)で建造していたブルーキャッスルインベストメンツ社向け8万2000トン型ばら積み運搬船「AMADEUS」(アマデウス)を引渡したと発表した。

同船は穀物、石炭、鉄鉱石を運搬するパナマックスバルクキャリアで、共通構造規則(CSR)を適用し、高い推進性能と省燃費性能、積み高の極大化を追求した船型としている。

省エネ船尾付加物を装備したほか、風圧抵抗低減を図った居住区形状の採用により推進性能を向上させるとともに電子制御式主機関を採用したことで燃料消費量を低減させた。

主機関・発電機関には海洋汚染防止条約(マルポール条約)によるNOx排出規制(ティア2)に適合した機種を採用。また、機関部冷却システムには、清水を介して間接的に海水と熱交換させて冷却する「セントラル清水冷却方式」を採用したことでメンテナンス作業の軽減を図っている。

■主要目
全長:228.99メートル
幅(型):32.26メートル
深さ(型):20.1メートル
総トン数:4万4425トン
載貨重量:8万1676トン
主機関:MAN B&W 6S60ME-C8.2 1基
定員:25人
船級:ロイド船級教会(LR)
船籍:パナマ