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ECイーベイ・ジャパン（東京都渋谷区）とtenso（品川区）は6月30日、国内EC・小売・製造事業者向けにイーベイを通じた海外販売支援の取り組みを開始した。
両社は国内EC事業者などの商品をイーベイ上で円滑に販売できるよう、商品データを海外基準に変換・翻訳し、出品・販売・配送まで包括的にサポートする。
経済産業省の調査によると、日本から米国・中国向けの越境ECは2015年、市場規模が1兆3337億円（前年比22％増）に拡大し、19年には3兆1810億円まで膨らむとみられているが、国内EC事業者にとって越境ECは言語・システム・物流が障壁となっている。
そこでtensoは1200以上の国内ECサイトと連携し、海外販売のための翻訳・荷物の検品・発送の代行・カスタマーサポートといったサービスを提供しており、この取り組みの一環として流通総額が最大規模のイーベイでも越境ECを後押しするサービスを提供することにした。
具体的にはtensoが国内ECサイト事業者にイーベイへの出品を提案するほか、国内ECサイト事業者が保有する商品データをイーベイのフォーマットへ変換・翻訳し、商品の出品・販売・配送業務の代行までカバーする。
イーベイはtensoのシステムとイーベイのシステムの統合をサポートし、海外の購入者（バイヤー）向けオペレーションに関するtensoへのサポート・商品の販売を促進するためのコンサルティングも担う。
