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横浜冷凍、北海道に十勝第3物流センター新設

2016年8月19日 (金)

拠点・施設横浜冷凍、北海道に十勝第3物流センター新設横浜冷凍は19日、北海道芽室町の十勝物流センター、十勝第2物流センター隣接地に「十勝第3物流センター」を新設したと発表した。これにより、隣接する2センターを含む3センター合計の収容能力は6万トン超えの低温物流センターとなる。

第3物流センターは、延床面積2万465平方メートル、冷蔵収容能力は計2万1839トンで、冷凍設備には、温度の変化が少なく、貨物の品質維持に最適な自然対流方式(リターンダクト)を導入。

環境対策には、収穫期・冬期の冷却に外気を取り入れて庫内温度を調節する外気導入システムを採用した。北海道の自然特性を有効利用することで、冷却に必要な電気エネルギー削減を図る。

同日行った竣工式で吉川俊雄会長は「十勝地区は年を追うごとに低温物流ニーズが高まり、当センターの建設に至った。ことし11月に竣工予定の十勝ソーティングスポットの完成と絡めた新しい事業展開も目指す」と話した。(き)

■十勝第3物流センター概要
所在地:北海道芽室町東芽室北1線13-1
構造:鉄筋コンクリート造3階建て
敷地面積:1万2286平方メートル
延床面積:2万465平方メートル
冷蔵収容能力:F級1万2567トン、C&F級4602トン、C級4670トン、計2万1839トン
定温庫:632平方メートル
凍結:1日あたり20トン
主な設備:自然対流方式(リターンダクト)、外気導入システム、陽圧式低温プラットホーム、BEMS、エチレン発生装置、オゾン発生装置、垂直搬送機電源回生システム、全館LED照明