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韓国、韓進破綻の混乱抑制へ鉄道・航空物流支援

2016年9月6日 (火)

国際韓国国土交通部は5日、韓進海運の経営破綻に伴う輸出入の被害を最小限に抑えるため、崔政浩(チェ・ジョンホ)第2次官が漢江洪水統制所に物流業界団体、陸運・航空・鉄道の物流企業を集めて緊急点検会議を開き、影響と対応策を確認した。

この席で崔次官は業界団体や物流企業に対し「輸出入に支障が発生していることを受け、海洋水産部、国土部、税関などの関係省庁が合同対策タスクフォースを構成して対応している」と報告するとともに「陸上、航空、鉄道、物流分野ではまだ大きな影響はないが、特異な事態の発生などに備えて関連動向を注視し、事前に緊急対応システムを整えておかねばならない」と要請した。

また、「国土交通部も輸出入物流を航空輸送へ切り替える事態に備え、航空会社などとともに増便など物流量の増加に支障なく備える」と述べ、緊急性の高い貨物に対しては臨時列車を投入するなど輸出入企業の被害を最小化するため、航空・鉄道物流を積極的に支援する方向で検討する考えを示した。

緊急点検会議には韓国統合物流協会、CJ大韓通運、現代グロービス、パントスロジスティクス、大韓航空、アシアナ航空、韓国鉄道公社が出席した。