愛知県、県ト協と新たな災害時輸送協定

国内愛知県は7日、東日本大震災や熊本地震で課題となった支援物資の物流を円滑に行うため、県トラック協会と2003年度に締結した「災害時等における物資等の緊急輸送等に関する協定」の内容を見直し、14日に新協定を締結すると発表した。

東日本大震災や熊本地震の課題を踏まえ、南海トラフ地震などの大規模災害時に円滑に支援物資を輸送することを目的とし、今回は、旧協定の災害時の物資緊急輸送に加えて、新たに、広域物資輸送拠点の運営に必要な資機材の提供、災害対策本への物流専門家の派遣、中部トラック総合研修センター（みよし市）の使用・資機材の提供、広域物資輸送拠点が使用できない場合の民間物流施設・資機材の提供――について協定を結ぶ。