国際韓国の釜山港湾公社(BPA)は6日、東京港など日米4港の港湾管理者に対し、韓進海運の法定管理申請に伴う物流の混乱で「当初から滞りなく荷役作業に協力してくれた」として、感謝の書簡を送ったことを明らかにした。
また、韓進海運の船舶の入港に向けて費用に関する交渉が行われているハンブルク港、ロッテルダム港、ニューヨーク港、シンガポール港の4港に対し「現在問題になっている貨物が無事最終目的地に到達することができるよう、適法な権限と権威で可能な行動を提供してくれるよう丁重に要請」。大阪・神戸港を含む「入港支障が発生している15港湾」に対しては協力を求めた。
メルボルン港湾公社(豪)は「支障のない荷役のために最善を尽くし、CKYHEメンバーとも緊密に協力している。BPA職員の努力に支持を表明し、早急に今回の事態が収拾できるよう願っている」と返信。
大阪・神戸港の港湾管理者である阪神国際港湾は「BPAの対応に感謝し、可能な範囲内で韓進海運の事態解決のために最大限、協力したい」と回答したという。