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日新電機、中国にFPD向けイオン注入装置工場

2012年1月27日 (金)

拠点・施設日新電機(京都市右京区)は26日、全額出資子会社の日新イオン機器(同市南区、NIC)が昨年、中国江蘇省揚州市に設立した「日新意旺高科技(揚州)有限公司」(NIHY)に半導体、フラットパネルディスプレイ(FPD)製造用イオン注入装置の新工場を建設すると発表した。

 

中長期的な半導体・FPDの市場拡大が見込まれる中国を有力なターゲット市場に位置付け、NICとして初めて海外製造拠点を設けるもので、7月から操業を開始する。

 

2010年以降、中国政府が新世代情報技術として有機ELディスプレイなどの最先端FPD産業を積極推進する方針を掲げたことで、中国市場では自国内企業によるサプライチェーンの構築を図り、自主技術の創造と高付加価値な自主ブランド製品の創出へ転換しようとする流れがみられている。この流れは半導体産業でも同じで、中長期的に半導体、FPDの製造拠点として投資の拡大が期待される。

 

日新電機では「今回の新工場の建設は、まず中国国内企業によるサプライチェーン構築という国家レベルの戦略的ニーズに対応するためで、それにより中国市場でのNIC製品のシェア拡大を目指している。また、将来的にはその他の海外市場に向けた装置・部材の供給元としての機能も構築していく」と説明している。

 

■新会社の概要
会社名:日新意旺高科技(揚州)有限公司
資本金:4億円(2012年2月末に2億円増資)
出資比率:日新イオン機器100%
所在地:中国江蘇省揚州市
主な事業:イオン注入装置、イオンドーピング装置、その部品の生産
設立:2011年1月11日
敷地面積:2万平方メートル
従業員数:15人(2012年7月見込み)
売上高:2012年度(計画)約4億円

 

■新工場の概要
建築面積:2939平方メートル
延床面積:3396平方メートル
建築構造:鉄骨平屋造り一部2階建て(組立場クリーンルーム790平方メートル)
投資金額:約8億円
操業開始:2012年7月