2012年3月期3Q | 2011年3月期3Q | 増減率 | |
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売上高 | 7,350 | 7,425 | -1.0% |
営業利益 | 262 | 366 | -28.3% |
経常利益 | 256 | 353 | -27.3% |
当期純利益 | -572 | 135 | - |
上半期に川崎港営業所で発生した震災対応費用負担が影響し、営業利益は28.3%減の2億6200万円となった。川崎港営業所の土地について、減損損失6億7300万円の計上を余儀なくされたほか、繰延税金資産の取崩しも響き、四半期純損益が5億7200万円の損失となった。
総合物流事業では、新たに高瀬国際貨運代理(上海)有限公司、高瀬物流(上海)有限公司の2社を連結対象としたことによる増収要因があったものの、震災の影響、収受料金の低下などにより、輸出入取扱業務、主力の音楽映像分野の商品取扱業務など、全般的に業務取扱が前年同期間までの回復に至らなかった。このため、部門売上高は0.6%減の72億5600万円となった。営業利益は前年同期並みの9億200万円を確保した。
運送事業は、国内顧客の新規業務獲得による取扱量増があったことから、部門売上高が5.1%増のの9億8600万円となった。営業利益は11.2%増の3900万円。
流通加工事業は、0.5%減収の9億9300万円。営業利益は、「顧客の物流ニーズが多岐にわたり複雑化してきた」ことから、コスト削減効果を発揮しきれなかったとして、14.4%減の6700万円にとどまった。