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トーメンデバイス、中国市場向け合弁会社を設立

2012年2月15日 (水)

産業・一般トーメンデバイスは15日、ACLインターナショナルホールディングス社(ACL社)と合弁会社を設立すると発表した。

 

日系企業の海外生産への移管、EMS・ODMへの海外委託生産が加速度的に進行し、トーメンデバイスの売上も約6割が中国市場を中心とした海外となっている。

 

同社は現在、海外に6拠点を展開しており、業績をさらに拡大するため、中国市場に強みを持つACL社をパートナーとして、合弁会社を香港に設立することにした。

 
合弁相手のACL社は、サムスン代理店大手のアトランティックコンポーネント社の親会社で、アトランティック社は中国企業に強いリレーションと営業力を持っていることから、日系企業に強みを持つトーメンデバイスとの合弁でシナジー効果を期待できると判断した。

 

合弁会社「ATMD(香港)社」は、トーメンデバイスが70%を出資して3月に設立し、中国市場でサムスン電子製品の電子部品などを販売する。