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SBS即配サポート、産廃中間処理施設を刷新

2017年2月1日 (水)
SBS即配サポート、産廃中間処理施設を刷新
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ロジスティクスSBSホールディングス傘下のSBS即配サポートは1日、環境事業部横浜事業所(横浜市金沢区)の産業廃棄物中間処理プラントを11年ぶりに刷新した、と発表した。処理能力を従来比3倍まで拡大し、同日から本格稼働した。

自社工場の横浜事業所は、産業廃棄物の中間処理、再生原料化から最終処分施設搬入まで一連のサービスを提供している。

今回、廃棄物処理能力の拡大、再生原料化率の向上を目的に、光学式選別機や高性能破砕機を新たに導入するなど、産業廃棄物中間処理プラントを11年ぶりに刷新した。

なかでも高性能破砕機は、インバータ型の二軸破砕機で従来に比べ処理能力が3倍に拡大。硬質物から軟質物まで広範囲な素材の廃棄物が処理可能になったほか、破砕粒度の縮小化で選別処理や最終処理の効率を高めた。

光学式選別機は近赤外線センサーで廃棄物を自動選別するもので、プラスチック、繊維などを材質別に選別が可能。例えばプラスチックではPET、PP、PE、PSといった選別ができる。これにより、再生原料化率が向上した。

新プラントは、一日当たりの受入れ量が60トンと従来の2倍に拡大、増加する流通系廃棄物にも対応できる。再生原料化を高めたことで廃棄物の処理工場から再生原料の製造工場に移行し、環境に配慮した21世紀型リサイクル事業を推進する。

■新プラント動画ページ
http://www.sbs-sokuhaisupport.co.jp/sksp/plant_yokohama/

■環境事業部横浜事業所概要
所在地:横浜市金沢区幸浦2-2-5
処理方法・能力(1日あたり):破砕421.2トン、圧縮141トン、溶融1トン、切断10.22トン
取扱産業廃棄物の種類:廃プラスチック類、金属くず、ガラスくず、コンクリートくず・陶磁器くず、紙くず、木くず、繊維くず、がれき類