

事件・事故アスクルは23日、火災があった埼玉県三芳町の同社物流拠点「アスクルロジパーク首都圏」の出荷前の内部写真と建物図面を公表した。
公表したのは消火栓・消化器・防火区画やスプリンクラーの設置範囲が分かるように記された各階の平面図と1階から3階までの内部写真3点。
倉庫内のシャッターには、電動式と手動式それぞれの重量防火シャッターと手動式のオーバースライダーの3種類があり、火災報知器やボタンを押す動作と連動した電動式重量防火シャッターは、トラックバースと庫内との境目に設置されていた。庫内の防火区域の境界に設けられていたのは手動式のシャッターだった。火災報知機には、煙を感知するタイプと、温度を感知するタイプの2種類があった。
また、スプリンクラーは荷物の出荷時に配達先方面別に仕分けするソーター設備が配置されている場所にのみ設けられ、ほかの区画にはスプリンクラーがなかった。
■1階の平面図・内部写真
■2階の平面図・内部写真
■3階の平面図・内部写真