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ヤマトHD・山内社長、「最優先事項に働き方改革」

2017年4月3日 (月)

ロジスティクスヤマトホールディングスは3日、新入社員828人を迎え、入社式を行ったと発表した。山内雅喜社長の訓示は次の通り。

■ヤマトホールディングス・山内雅喜社長の訓示(要約)
当社の社訓にある「ヤマトは我なり」は全員経営、「運送行為は委託者の意思の延長と知るべし」はサービス第一、「思想を堅実に礼節を重んずべし」はコンプライアンス重視を表している。変えるべきものは変え、変えてはいけないものは変えずに磨いていきたいと考えている。

報道にもある通り、eコマースの大幅な増加と労働需給の逼迫により、一部で第一線の社員の負担が大きくなる状況が残念ながら生まれてしまった。我々にとって最も大切なことは「お客様へ良いサービスを提供する」ことであり、それを実現するのは社員だ。社会的インフラとなった宅急便を維持・継続し、今後も成長していくために、あらためて経営の中心に「人財」を置き、最優先事項として「働き方改革」を進める。

そして社員の労働環境の改善はもちろん、新たなテクノロジーの活用や、商品・サービスの在り方、プライシングの見直しなど幅広く取り組んでいく。ただし、変えてはいけないものである「サービスが先、利益が後」という基軸は決してブレないことを、しっかりと胸に刻み込んでほしい。