国際中国・交通運輸部は1月29日、大連海事大学が担ってきた「無人運転貨物輸送船舶技術研究」について、交通強国建設試点任務の最終検収に合格したと発表した。2020年に開始された同試点は、無人貨物船の技術確立を通じてスマート航運の基盤整備を進めるもので、今回、すべての任務が計画通り完了し、所期の目標を達成したと評価された。
試点では、レーダーやAIS(船舶自動認識装置)、カメラ、LiDAR(ライダー)など多様な船載センサーを統合した環境認識技術や、国際避航規則に基づく自律避航判断、航路の動的最適化といった中核技術を確立。8000トン級貨物船による自律航行の実証も実施された。加えて、岸基からの遠隔監視・支援を含む船岸協調運用、通信の冗長化による低遅延制御、デジタルツインを活用した仮想試験環境の構築など、設計から運航、保守までを包含する全ライフサイクル対応の技術体系が整備された。
交通運輸部は、これらの成果が無人船の知能航行、遠隔運用、船岸通信、予兆保全、デジタル設計といった分野で再現性と普及性を備えると指摘。標準規格や特許、論文など具体的成果も多数生まれており、中国のスマート航運産業の高度化を後押しする基盤になると位置付けた。今後は関係部門と連携し、試点成果の横展開と産業化を進める。
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