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日通など4社でモーダルシフト、物流環境大賞を受賞

2017年7月3日 (月)

▲右・表彰状を受け取る日本通運の吉岡執行役員

認証・表彰日本通運は3日、日本物流団体連合会(物流連)主催の物流環境大賞で、アサヒビール、キリンビール、日本貨物鉄道(JR貨物)の4社協働による鉄道を利用したモーダルシフトの取り組みが「物流環境大賞」を受賞したと発表した。

1月にアサヒビールとキリンビールは、環境負荷の低減とトラック不足などの社会的課題の解決を目的に、石川県金沢市に日通が運営する共同配送センターを開設、関西エリアの工場からの鉄道コンテナによる共同輸送を開始した。

日通は、発駅の吹田貨物ターミナル駅(大阪府吹田市)で両社製品を受託し、JR貨物が関西-北陸間の往復輸送量の差により発生する空コンテナを有効活用し、鉄道で輸送した。

年間1万台相当の長距離トラック輸送を鉄道コンテナにモーダルシフトし、2700トンのCO2削減を実現する見込みとなっている。

この取り組みが評価され、6月30日に物流環境大賞として表彰された。