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東洋ドライループ、需要拡大でタイ工場を移設

2012年3月28日 (水)

拠点・施設東洋ドライループは28日、タイ子会社のドライルーブ・タイランドを移設すると発表した。

 

需要拡大に伴い、「早晩、生産スペースと製造設備に不足をきたす」として、現工場があるアマタナコン工場団地内で移設することにしたもの。11月頃の稼働開始を見込む。

 

タイ子会社は昨年秋の洪水で直接の被害はなかったものの、サプライチエーンの寸断により、受託加工部品の受入・出荷が停止。ことし2月以降は現地経済活動の復旧に伴い、通常操業を再開した。

 

この間、現地メーカーから新規加工委託の引合いがあり、商談と試作が進行したことから、これらの主要案件が成約した場合に現工場ではさばききれなくなる見通しとなったことから、移設を決めた。

 

新工場は、アマタナコン工業団地に立地他社の既存生産施設(工場)の敷地と建屋を譲り受ける。これにより、生産スペースは2倍強(3500平方メートル)となる。

 

取得に際しては、東洋ドライループの自己資金を充当する。取得額は未定。