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大阪港、内貿貨物が18か月連続増加

2017年7月24日 (月)

調査・データ大阪市は24日、3月の大阪港の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は754万トン(前年同月比4.8%増)で、このうち外貿貨物は315万トン(5.6%増)と2か月ぶりの増加、内貿貨物は438万トン(4.3%増)と18か月連続の増加となった。

入港隻数は1933隻(4%減)、総トン数は971万総トン(6%増)で、このうち外航フルコンテナ船は300隻(1%増)、内航フェリー船は161隻(0.6%減)。

外貿貨物のうち、輸出は91万トン(7.8%増)となり、完成自動車(15.7%減)や金属くず(21.2%減)は減少したものの、韓国、タイの取り扱いが増加した鋼材(22.7%増)や中国、タイの取り扱いが増加した再利用資材(35.7%増)、インド、ベトナムの取り扱いが増加した化学薬品(43.1%増)などが伸び、4か月連続の増加となった。

輸入は、224万トン(4.7%増)。木製品(2.7%減)は減少したが、中国、ベトナムの取り扱いが増加した衣服・身廻品・はきもの(8.8%増)や中国、ベトナムの取り扱いが増加した家具装備品(19.7%増)などが増え2か月ぶりに増加した。

外貿コンテナ貨物は、輸出が75万トン(7.2%増)と5か月連続の増加、輸入が207万トン(7.9%増)と2か月ぶりの増加となり、月間取扱量は282万トン(7.7%増)だった。コンテナ個数は輸出が8万1000TEU(13.3%増)、輸入が9万9000TEU(6.5%増)で月間取扱個数は18万TEU(9.4%増)と2か月ぶりの増加となった。

内貿貨物は、移出が198万トン(4.7%増)と5か月連続の増加、移入が240万トン(4%増)で18か月連続の増加。

フェリー貨物は288万トン(5.4%増)で15か月連続の増加となり、乗降人員は11万8000人(18.1%増)となった。