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5月の大阪港総取扱貨物量697万トン、4.4%増加

2017年10月10日 (火)

調査・データ大阪市はこのほど、5月の大阪港の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は697万トン(前年同月比4.4%増)で、このうち外貿貨物は295万トン(6.1%増)と3か月連続の増加、内貿貨物は402万トン(3.2%増)と20か月連続の増加となった。

入港隻数は1938隻(3.9%増)、総トン数は943万総トン(6%増)で、このうち外航フルコンテナ船は291隻(2.1%増)、内航フェリー船は159隻(1.2%減)。

外貿貨物のうち、輸出は80万トン(2.9%増)となり、再利用資材(17.5%減)や金属くず(33.7%減)は減少したものの、カナダ、タイ、台湾の取り扱いが増加した鋼材(31.8%増)や中国、香港の取り扱いが増加した電気機械(10.1%増)などの増により6か月連続の増加となった。

輸入は215万トン(7.3%増)となり、中国、台湾の取り扱いが増加した金属製品(23.9%増)やインド、米国の取り扱いが増加した化学薬品(38%増)などの増により3か月連続の増加。

外貿コンテナ貨物は輸出が63万トン(1.4%減)と2か月ぶりの減少、輸入が190万トン(3.4%増)と3か月連続の増加となり、月間取扱量は253万トン(2.2%増)だった。コンテナ個数は、輸出が7万9000TEU(7.3%増)、輸入が9万1000TEU(3.4%増)で月間取扱個数は17万TEU(5.2%増)となり、3か月連続の増加となった。

内貿貨物は、移出が173万トン(1.9%増)と2か月ぶりの増加、移入が229万トン(4.2%増)と20か月連続の増加。内貿フェリー貨物は258万トン(0.9%増)で2か月ぶりの増加となり、内航フェリーの乗降人員は9万1000人(19.1%増)だった。