内外テック、18年末までに茨城･熊本･福島で物流拠点

拠点・施設内外テックは21日、半導体関連分野の拡大に向け、受注量の増大に対応するため物流倉庫を拡充すると発表した。併せてクリーンルームの新設・増設と、仙台事業所第三工場の建設などを進め、事業拡大を目指す。

同社は昨年度、R&D機能強化のために人材確保に取り組んだほか、製造機能強化に向けて子会社の内外エレクトロニクスが奥州事業所の新設し、福島事業所ではライン増設、仙台事業所第一工場でクリーンルーム増設と隣接する第二工場の新設など、生産機能の増強に注力した。

そこで、今回は生産能力の拡大に対応する物流機能を整えるため、茨城県常総市近郊に物流センターを新設するほか、熊本県合志市近郊では営業所・物流センター・工場の統合施設を立ち上げる。また、子会社の内外エレクトロニクスは福島県伊達市に倉庫を新設する。いずれも10月までに着手し、2018年中の完成を目指す。