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肥後銀、震災復興と地域振興へ移動店舗車2台

2017年10月6日 (金)

話題肥後銀行(熊本市中央区)は16日、移動店舗車「ハモニカー」2台の運用を開始する。

顧客の利便性と災害発生時のBCP対応力を高めるため、店舗の少ない地域やイベント会場などで金融サービスを提供する。災害発生時には緊急対応車両として、ATMでの現金供給や搭載発電機による電源供給などを行う。

対応サービスは預入れ、引出し、振込み、通帳記入、暗証番号変更、支払限度額変更宝くじ販売など通常のATM取引で、窓口では新規口座開設、預入れ、引出し、振込み、公共料金の支払い・諸届の受付、ローン・預金などの相談に対応する。

ハモニカー1号は主に震災復興を目的に、熊本市や益城町などの県内13か所の仮設団地を巡回する。ハモニカー2号は地域振興をミッションとして済生会みすみ病院、郡浦地区市民館など、宇城市三角町・不知火町方面を巡回する。車両には自動昇降リフトを搭載するとともに、車いす、発電機、AEDを備える。

いずれも熊本市の「自然と未来」が精製したバイオディーゼル燃料(BDF)を利用。廃食油を原料とした植物由来のBDFを利用することで、有害物質の排出を抑える。