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富士通、カシオ計算機の間接材集中購買システムを刷新

2010年8月19日 (木)

サービス・商品富士通は18日、カシオ計算機と共同で、カシオグループの間接材集中購買システムを刷新したと発表した。

 

間接材集中購買システムは、全間接材の購買情報を一元管理し、利用部門、調達部門、取引先をつなぎ、見積や発注、検収作業を支援する仕組み。

 

新システムでは、見積や納期回答の電子化を導入することにより、操作性の向上を図った。また、富士通のSaaS型「プロキュアマート間接材調達業務支援サービス」を採用したことで、運用コストを従来のシステムの約半分に抑え、企画から半年で稼働させた。

 

集中購買システムを導入したのは、調達部門が本業である調達コストの削減に集中できる環境を整備し、これまでシステムに取り込めていない見積や納期回答などの業務プロセスを間接材集中購買システムに組み込み、利用部門や取引先を含めた購買業務プロセス全体のスリム化や操作性の向上を図るとともに、システム運用コストを低減する狙い。

 

導入により、これまでメールで行っていた見積や納期の回答を電子化し新たにシステムに取り込み、複雑な業務プロセスをスリム化し、業務効率とスピードを向上させることができたという。